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2005年02月のアーカイブ
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よい酒
BARには月1・2回くらいのペースで行きはするのだけど、どうもローテーションが決まってるかのようにいつも同じものばかりオーダーしてるような気がする。 サイドカーとかギムレットとか。 好きで頼んでるから別に構いやしないけれど。
名前を指定しないでオーダーすることに抵抗がある、というのも理由のひとつ。 何が出てくるかわからないし、いくらするかもわからない状況で注文するのにはちょっと勇気がいる。 基本的にメニューは置いてないし、結局は大体の相場と味がわかっているものばかり頼んでいる。 口にあわなかったら実際最悪だし。
でも、たまには 『おすすめのって何ですか?』 みたいな頼み方をしてみたい。 なんなら、飲み比べみたいなこともしてみたい。
幸い、【 BAR SO MANY ROADS 】 にはそういう雰囲気があったし、『若い人にこそ、おいしい酒を飲んで知ってほしい』 といったことマスターも言っていた。 お酒の種類や違いについても説明してくれていた。
その言葉に甘え、友人は¥2,000くらいの酒(名前忘れた)を、僕は "OLD CROW"、それぞれ薦められた酒を注文した。
酒の違いについて克明に説明できるほど僕は舌が肥えているわけではないし文才もない。 実際飲んで感じた感想も、あぁなんかおいしいなー、といったとても曖昧なものだった。
ただ、『今、高い酒を飲んでるんだなー』ではなくて、『おいしい酒を飲んでるなー』と思えていたので、気分的においしかったし、よかった。 これで味がもっとよく理解ればいうことないのだけど、ギルビーを常飲してるような今の僕では、そこまで望むのは欲を出しすぎか。
今回カウンターで飲んでるとき、テーブル席のほうでは映画 【パッチギ!】 の関係者の人が飲んでいるらしい、と耳にした。 自然、耳はそちらへと集中する。 バーで他人がしてる話に耳を傾けるというのは結構楽しいものである。 多くの場合興味深い話をしていたりする。 年齢層が違えばなおさらに。 今日もそんな感じだった。
イメージとしてはこんな感じか……。
いい酒飲んで、いい話聞いて。 充実した時間をすごせました。
おいしかったです、ありがとう。
散財
ほぼ2ヶ月ぶりの更新になる。
にも関わらず、内容といえば前回2ヶ月前とほとんど一緒であることに、自分の生活の変化の無さというか行動範囲の狭さがおもっきり露見してるようでなんつーかもう……不安を覚える。
さて。
一昨日の17時ころの話、いきなり友人ヨシカワからメールがきた。
『今から焼肉喰いに行かへんか?』 と。
メールがきた時点で、我が腹へと入るためだけに存在する出来上がりまで残り2分を切った即席ラーメンが目の前にあったわけであるが、コイツとは年末以来飲んでないし、そしてコイツからのこの突発的な誘いはもはや病的なまでに常習的であるから、まぁ今日くらいはつきあったるかーと思い、わざわざ1時間以上かけて難波まで出向いたわけであります。
ちなみに作りかけのラーメンは、そのまま冷蔵庫に直行。 さぞかし不味かろう。
19時に高島屋前で待ち合わせ。
5分ほど遅刻したが、それに対して表面上は一応笑顔を保っているヨシカワとともに焼肉屋を捜し歩き、入った店は 【五苑 難波店】。
そういえば数ヶ月前コイツと焼肉を食いに行こうとした時、テキトーな学生ノリで風々亭へ行こうとしたら、 『そんなゴミのような屍肉喰えるか ボケッ!』 とマジギレされた。 食い放題なんてチンケな店には行けない、ということなのだろうか。 たかだか数年前までは、頻繁に食いに行ってたはずなんだけどなぁ……、お医者先生はやはり儲かるらしい。
店が混んでいたとはいえ、男客2名をカップル席に案内しやがった店員に対し内心、つーかあからさまに悪態をつきながらもとりあえず生中注文。 「お互いに今日は終電前には帰ろうな」 とかなんとか言いながら乾杯。 座って注文済まして酒飲んで落ち着いてから、一息ついて話題を切り出すときの第一声は、 『よぉ、最近どーよ?』。 あまりにも常套句といえば常套句。 最悪なほどに曖昧で無難な切り出し方であって、新鮮味のカケラもないこのセリフには正直萎える。 どーよって言われてもねぇ……ボチボチ?
その後、大阪市の福利厚生の話だの、医局の話だの、クローンの話だの、マジックマッシュルームの話だのと、およそ知識人ぶってんだかサブカル気取ってんだかわからんような会話を楽しみながら、一皿¥780の塩タンをつまむ。
オーダーした肉もほとんど尽き、いい感じに満腹になってきたところでビール片手に友人ヨシカワは誇らしげに、生涯設計について語りだした。
『今オレが考えてる計画ではな、……(中略)……、年収3000万って感じやねん』
…………。
、、、、
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_|_|_|_| 死ね /: : : : : : : : : : : (
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ぃぃい祝えねー。 現実味ある分、心の底から呪えるー。
話聞いてるうちに酔いも覚め、時間もまだ余裕があったので、2件目ハシゴ決定。 なんか溺れるほどに酔いたい気分。
向かった店は 【 BAR SO MANY ROADS 】。
ここもまた久しぶりだ。 2ヶ月ぶり。
昨年末に完全に泥酔した状態で飲みに来て、マスターにはえらい迷惑かけてしまったので、いつか酔ってない状態で謝りに行かないと、とは思っていたが、踏ん切りがつかず。 2ヶ月経ったしそろそろ忘れてたりするかなーなんて調子いいこと考えながら今回扉を開けたわけである。
いや、しっかり覚えてらっしゃってまあ、予想外もいいところ。 それだけ前回の僕が強烈なインパクトを与えていたということか、客年齢層から僕らが外れていただけなのか。 それとも商売柄、マスターの記憶力が凄いのか。 ……全部か。
ってか、なんかサイトバレしてるし。
『ぉお、いらっしゃい。 見たで自分のホームページ』
カウンター座る前に言うし。
どうやら店名でネット検索をかけた常連さんの密告らしい。 迂闊でした。 相互リンクとか張ってないし、ロボット検索からも見放された孤島サイトのつもりでシコシコ運営してたのにバッチリ検索に引っかかるし。 このページ見たその常連さんからどのように伝わっているのかは知らないが……。
そんなことよりエマージェンシーコール鳴り響くMy頭。 笑顔で手ぇ振りながら『アディオース!』とか言ってムーンウォークで店外へ逃げ去りたい気分。 実際どこまで見やがった?
『うわー マジっすかー。 恥ずかしいなぁ』(棒読み)
とかなんとか言葉を繋ぎ、平静を装いながらとりあえずさっぱりした酒をオーダー。 ジントニックだったか。 どこまで見られたのか探りをいれてみようと画策……するまでもなく嫌な単語を口走るマスター。
『やぁ見ましたよ、ウ●コの話とか』
ここが場末の居酒屋ならば フォーーッ とか クケーーッ とか奇声発しながらジタバタするところであるが、せめて今日くらいは上客でありたいので。 上客でないまでも、せめて大人しい客でいたいので。 冷や汗流しながらジントニックで乾ききった口の中を潤すわけであります。
しかし、過去に書いた日記の中でその単語に関するものってだけでも3つ4つは思いあたる。 今からして思えば、過去数年の日記は消去済みであるので、該当するものはコレしかない。 特に問題もないしビビる必要もなかったのだけど、その時のテンパってた僕はそんなこと完全に失念してたわけで。 友人の言葉に釣られて墓穴をほった。
友人: 『あぁ、コイツが漏らしたやつでしょ?』
ボク: 『いや、まぁ確かにいい年して漏らす僕もどうかと思いますけどねー』
マスター、『は?』って顔。 そりゃそうだよね! 見てないもんねそんな日記!