Search
よい酒
BARには月1・2回くらいのペースで行きはするのだけど、どうもローテーションが決まってるかのようにいつも同じものばかりオーダーしてるような気がする。 サイドカーとかギムレットとか。 好きで頼んでるから別に構いやしないけれど。
名前を指定しないでオーダーすることに抵抗がある、というのも理由のひとつ。 何が出てくるかわからないし、いくらするかもわからない状況で注文するのにはちょっと勇気がいる。 基本的にメニューは置いてないし、結局は大体の相場と味がわかっているものばかり頼んでいる。 口にあわなかったら実際最悪だし。
でも、たまには 『おすすめのって何ですか?』 みたいな頼み方をしてみたい。 なんなら、飲み比べみたいなこともしてみたい。
幸い、【 BAR SO MANY ROADS 】 にはそういう雰囲気があったし、『若い人にこそ、おいしい酒を飲んで知ってほしい』 といったことマスターも言っていた。 お酒の種類や違いについても説明してくれていた。
その言葉に甘え、友人は¥2,000くらいの酒(名前忘れた)を、僕は "OLD CROW"、それぞれ薦められた酒を注文した。
酒の違いについて克明に説明できるほど僕は舌が肥えているわけではないし文才もない。 実際飲んで感じた感想も、あぁなんかおいしいなー、といったとても曖昧なものだった。
ただ、『今、高い酒を飲んでるんだなー』ではなくて、『おいしい酒を飲んでるなー』と思えていたので、気分的においしかったし、よかった。 これで味がもっとよく理解ればいうことないのだけど、ギルビーを常飲してるような今の僕では、そこまで望むのは欲を出しすぎか。
今回カウンターで飲んでるとき、テーブル席のほうでは映画 【パッチギ!】 の関係者の人が飲んでいるらしい、と耳にした。 自然、耳はそちらへと集中する。 バーで他人がしてる話に耳を傾けるというのは結構楽しいものである。 多くの場合興味深い話をしていたりする。 年齢層が違えばなおさらに。 今日もそんな感じだった。
イメージとしてはこんな感じか……。
いい酒飲んで、いい話聞いて。 充実した時間をすごせました。
おいしかったです、ありがとう。