2005年07月のアーカイブ

打算と駆け引きですよ

『っしゃーー オラーっ!来いやボブー!今から難波に来やがれやボケッ!!』

電話をとるなり開口一番の言葉がコレだった。
PM11:45のことである。
本人曰く、自分は酔ってない、のだそうだ。
……嘘でもいいから酔ってると言ってほしかったな僕は。
さもなければ、もし仮に酔っていないのだとすれば、もしシラフでこんなキ○ガイ発言を吐くようなのであれば。

…………貴様の人間性ってどんなもんじゃい。

 

なにやら結婚式の2次会帰りらしく、独り寂しく難波に取り残されたのだそうだ。
ヤツの家は阪急沿線であるので、まだ頑張れば時間的にも帰れんこともないと思うのだけれど、「まだ酔ってない」 彼はまだ飲み足りないのだそうで。そんなわけで、ほぼ3ヶ月ぶりに上記のようなキチ○イ発言を僕に寄越してきてくれやがったわけ。 超ハイテンション。
この時間、僕の家から難波までの電車などとうに終電が終わった後であるから、僕的には移動手段がないのだ。 おまけに現在の僕の所持金は¥500のみだ。そんな僕に対して彼は何を求めているのであろうか。
その旨を伝えたところ、彼からの返答は以下の様なものであった。

『タクシー代も飲み代も2万までやったら俺がもつから!いいから早くコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!! 』

その提案それ自体には非常に魅了されてしまうのだけれど、そんな友達関係ってどうよ?
いや、実際それはとても魅力的な甘い言葉なわけだ。
フリーターで年中金無しの僕にとっては後ろ髪引かれる誘いなわけだ。
加えてヤツは薬学系の仕事に就いている。
学生(研究員)の身とはいえ、給料の手取りは一般的サラリーマンの初任給ほどはあるのだろう。
社会的立場の差は言うまでも無い。

キレイゴトなんぞが糞の役にも立たんということなんか24年も生きてりゃわかる。
貰えるものならば自分のプライドが許しうる限り謙ってでも戴く。
事実、先々週僕はその日はじめて会ったオジサマから恐れ多くも1万円を頂戴したし。

でも、友人間でとなると話は別だ。
友人という関係でいる以上、体面上はどうかわからんが、いかに社会的立場が違えども気持ちの上では同列と見なす。
また、本人の金銭感覚にも左右されるだろうが、現在のところ僕にとって「2万円を無償であげる」という行為はありえない。
ましてや、『2万やるからこっち来い』というのは論外。
友人にも、そうであってもらいたい。

再開発の結果

2・3年程前から、地元の駅近くの土地買収がはじまった。
地元密着な代議士さんの恩恵による駅前再開発である。
工事は2年前から開始され、かなり広い区画がフェンスで覆われることとなった。
その前を通るたびに、こんなとこにこんなでっかい土地確保して何作る気なんだ、と思ったものである。
近所のオバサンたちの噂によれば、

『あそこ、デパートができるらしいわよ!』

なのだそうだ。
デパートなんぞ我が街には分不相応なこと限りなしなのであるが、まぁできたらできたで地元民としてはやはり嬉しいものだ。
故に、ウキウキ気分を抑えることもないままに、そのデパートとやらの完成を待ったのである。

本日はついにそのプレオープンの日であり、当然行ってきた。

……。

…………まず最初に。
「デパートができる」とはじめに言い出したヤツをぶん殴ってやりたい。
最初に言い出したヤツはこれがデパートに見えるのだろうか。
本当に、

 

サンプラザ(スーパー)がデパートに見えるのであろうか。

若干、情緒不安定

抜け殻

目を見張ることをしていたわけではない。
別段、暇をもてあましていたわけでもない。
ただ、ここ数日家には帰っていなかった。

久しぶりに家に帰ると、庭にはセミの抜け殻があった。
あの抜け殻はいつまであの場にとどまるのだろうか。
1日か、1週間か、1ヶ月か……。

独りじゃダメだ!

 階段 看板

7/16に新たに出来たメイド喫茶 【RASPBERRY DREAM】 に行ってきた。
昨日の5時の話だ。

予めどんな店なのか調べていかなかったので、店がどこにあるのか……場所すらわからなかったのだけど、なんとか見つけ出した。
1階はエロビデ屋、2階がメイド喫茶、3階はバイク屋という位置関係の建物。
とても入りづらいなー。
建物の前の道が非常に人通りが多いため、 ジックリと入ろうか入るまいかその場で悩んでたりすると客観的に見て物凄く恥ずかしい図なんだろうなーと思います。そんなわけで僕は、 とりあえず店の場所を横目に確認したあとそのまま道を進み、 1ブロック円を描くように回り道して再び店の前まで行き躊躇せずに階段を上がった。
今改めて書いてみると、僕の行動も大概恥ずかしいなーヘタレっぽくて。

とにかく店に入った。
そしたら、メイドさん5・6人くらいいるのに全員後ろ向いてて完全に僕に気付いてない状態。
「今、席空いてます?」と話しかけてやっと気付いてもらえた。

で、カウンター席に通された。
オープン3日目だからか店内ほぼ満席。
しかし、それを差っぴいても他店と比べ活気がある感じ。悪く言うなら騒々しい。
メイドさんもやたらテンションが高く、自らお客に話しかけにいってるイメージ。お客に話しかけられてもノリノリで答えてた。

僕はといえば自らメイドさんに話しかけるタイプではないので、黙々とアイスティーをすするしかなかった。
他のお客さんは友達連れで来ているか、もしくはメイドさんに話しかける勇気を持ったピンかであり、 そのどちらにも当てはまらない僕はちょっと……疎外感を覚えてしまうわけです。

総評:
この店ではメイドさんに話しかけてなんぼって感じがします。
独りで行って、しかも話しかけられずでは意味がないですな。
雰囲気的に『くつろぐ」というものではなく、「ガヤガヤ騒ぐ」といった感じなのだと、今のところ思います。

ラズベリー ラズベリー2

 

年に一度の贅沢

昨日はあまりにも疲れていたため、遊ぶはずだった約束はキャンセルした。

というか、図らずも寝過ごしてしまっために形としてはブッチ。
本日はその穴埋めに僕の奢りでホテルでランチである。
無論、このホテルの金券を持っているからこそ、僕の懐が1mmすら痛まないからこその贅沢であるが。
毎回ここの金券をめぐんでくれるうちのパパにはマジ感謝。

ちなみに入った店は【銀杏-ICHO-】。
鉄板焼の店。
食ったのは【六甲】。

真っ昼間から気兼無くビールを飲めるこの感覚が自分でも大好きだ。

この展開はどうしたことか 1

so many roads

……目を覚ます。
どうやら昨夜僕はソファで寝てしまったらしい。
節々が痛む身体を無理矢理ひきづり起し、窓の外を見た。……ほどよく薄暗い。
腕時計を確認する。……針は4時過ぎを指している。
なるほど、あまりよくは眠れなかったようだ。しかし頭は非常にクリアである。
そのクリアな頭で僕は、現状においては至極当然の問を自分自身に投げかける。
つまりはこういうことだ。

 

「……ココは何処や?」

 

今僕は非常に冷静で、かつ非常に焦っている。
何故に僕は見知らぬ部屋のソファで寝ているのか、と。
そもそも寝入った記憶がまるでないのだ。
……こんな時はタバコでも燻らせるにかぎる。まずは1本吸おう。
そして、とりあえず昨日のことを少しづつ整理していこうじゃないか。

昨夜7時過ぎ。
心斎橋にて軽くバーゲンを楽しんだ後、『はよおいでや』というマスターの言葉に従い、いつもより大幅に早い時刻に四ツ橋の BAR SO MANY ROADS へと向かう。いつも一緒に行く連れのヨシカワが今日はいないので、若干僕のテンションは低い。今日は大人しく飲んで、 終電までには帰るかな、などと考えながら店のドアを開けた。
早めに来たのがよかったのか店内は大分空いており、常連さんチックなお姐さんが一人カウンター席にいるだけだった。
そこから大きく間を取った席に僕が腰を下ろそうとするとマスターは突然こう言った。

『いやいや、君の席はソコじゃないから。……ココが今日の君の席』

そう言いながら、僕の目の前においてあったコースターをマスターはスーっと滑らせるように移動した……お姐さんの真横の席まで。
激しく人見知りの僕に対してこれは何のイジメなんかなーとか思いながらも渋々その指定席に座ると、マスターからとどめの一言。

『これからもう一人姐さん来るから。今日は姐さん達に挟まれながら飲んでってよ』

……もう一度言おう。
何のイジメなんですか、これは?
お姐さんの到着を待ち、とりあえずバーボンをオーダーし乾杯した。5周年おめでとうございます。
マスターはビールを飲みながらこう言った。

『今日は無礼講やから!』

社会人でもない僕はこの言葉を実際に聞くことすら初めてなのであるが、本日に限ってこの言葉の真意は 『無礼講やから今日はキミのことをイジリ倒す』ということなんだろうかと邪推してしまうほどにイジられた。なんか「無礼講」 という響きにトラウマを覚えてしまいそう……。

『彼はホームページを持っててな、(略)』
『なんか最近メイド喫茶に入り浸ってるらしいやん』

何度でも言うぞ。
これは、本当に、何のイジメなんですか。
まだこの時点で僕は常連さんたちの発する空気に慣れることができず、ただただ時間が過ぎるのを待つだけであった。

 

つづく

湯編み所望

とりあえず早く風呂に入りたい。


一昨日、昨日と夜を徹して飲み続けたのが祟り、恐らく今の僕の体は酷くジジイ臭い体臭を放っていることだろう。
一刻も早く帰宅し、お湯につかることが望まれます。

今日の予定は全部キャンセルだ……。

DJのりのり

久々にクラブ来てます。

テンション揚がるねー!

潮時か……

2週間ぶりに泉佐野のアソコへ行った。

4時くらいだったが、メイドさんは5・6人いた(VIP席でくつろいでおられた)。
客は僕だけだったけど。
なんというか、こう言ってしまうのは正直アレなのだけど、メイドさんおりすぎや。
暇そうに見える。

オープン当初のクオリティというか初々しさも薄れ、「メイド喫茶に来た」という感じがしなくなってきた。
ここ最近、僕は行ってもずっと本を読みふけっていたりする。
なんだかんだで長居はさせてもらっているのだけど……。


そろそろココも潮時かなーなんて思ってます。

シャーシキ

チェス

最近、カノジョの酒狂いがだいぶ収まってきた。
それにともない一度のデート(とは呼べない)にかかる費用が大幅に軽減してきつつあり、貧乏な僕としては非常に嬉しい限り。
とはいえ、別に酒飲む量が減ったわけではなく、無駄に高い酒(1本¥8,000とか)を買わないようになっただけのこと。
結局先につぶれるのは僕なのである。
たまらなく屈辱。

ザルで胃下垂なカノジョに飲み比べで勝てる自信なんぞまるでないのだけど、一度くらいは酔い潰してみたいわけ。

そんな思いもあり、今回は先日買ったチェス盤とウォッカとウィスキーを持参してカノジョ宅へ参上した。
いざ勝負!と。ロシア発祥のシャーシキで尋常に勝負!と。

「おらっ 来いや!勝負せーや!」 (あのさ……勝負、してくれへん?)

と、声を大にして叫んだらおもっきし蹴られたけど……。DV反対。

シャーシキというのはロシアの若者に多分人気のゲームである。
チェスの駒に見立てた大き目のショットグラスの片方にはウォッカ、片方にはウィスキーを注ぎ、 駒をとられたらそのグラスは一気飲みするというもの。どうせやるのは初心者なので長考なんかしないし、早けりゃ10分くらいで勝負つくわけ。 つまりは10分程の間に一人でボトルの半分くらいを飲み干す計算。3セットもすりゃ急性アルコール中毒で逝けそうな感じの鬼ゲーム。 試合後は壮絶な結末が待っているらしいが……。

当然、死ぬのも吐くのも嫌なので僕が持っていったのは小さめのショットグラスサイズ。30ccくらいの。

負ける理由は無い。
カノジョは将棋のやり方すら知らんヘタレ。チェスのやり方なんぞ知っとるわけもないし。オセロくらいはできるみたいだが、 それすら僕の圧勝であったし。
僕はといえば、小学生のときの学内活動で将棋クラブに所属していたし、チェスのやり方だって一応知ってる。 強くはないが初心者に負けるほど弱くもないというのは友人との対戦で確認済み。
負けるわけが、ないのだ。

とりあえず駒の動かし方をあらかた教え、変則ルールとか一切無しでゲームスタート。
持ち駒(ウォッカ)16コ。
半分は取られる覚悟、つまり240ccくらいは飲む覚悟できてます。
逆に全部ひん剥いてやるがなフハハハハとか思ってみたり。

----- 3 minutes later -----

かなり乱戦。
お互いにポーン(「歩」みたいなもん)はほとんど飲みつくした。
カノジョのビショップ(「角」)とルーク(「飛車」)各1体、ナイト(「桂馬」)2体を撃沈させたが、そのために僕はクイーン (飛車と角の機動力)とルークを失った。嫌な展開。

----- 5 minutes later -----

……もてあそばれてます。僕が。
前半にクイーンを失ったのと、うっかりミスをわざと連発したせいでいたぶられてます。
さっさとチェックメイトかけりゃいいものを、クイーンの機動力を生かして縦横無尽に各個撃破してきやがります。
ビショップでなんとか牽制をかけるも報われず。

----- 10 minutes later -----

ナイトだけでどうせーというのか。
キングがキングたる役割を放棄してまで、チェックメイトされる位置まで神風アタックをしかけてみても相手にされず。
その間にナイト撃破され。

結局16杯全部(480cc)飲まされて負け。
13杯までは飲ませたけど負けは負け。

 


この後さらに2戦やってどっちも勝ったけど……結局この日も潰れるのは僕の方が先だった。

七夕

レシートの落書き

バイト明けに日本橋へ行ってみると、オタロード周辺に着物の姉さんがやたらといた。
涼しげでとてもよろしいのだけど、手にはアンケート用紙(っぽいもの)……。

着物見て思い出したけど、本日は七夕。
七夕イベントをやってるメイド喫茶が結構あったみたい。MEL*CAFEとかe-maidとかCAFE DOLLとか。
どこに入るか迷い中であったが、突然の通り雨。
その場から一番近かったMEL*CAFEに行くことにした。
しかし、店前にメイド服だしてないと普通に気付かず通り過ぎてしまうなぁ、ココ……。

店ん中入ると浴衣来たメイドさんが2人いた。メイドさん?
メイド服着てないので、メイド喫茶に来た、って感じがあんまりしないのだけど、『お帰りなさいませ御主人様』とはやはり言われる。
今日の僕のスタンスは「いきなり雨降ってきたので、やむまで一休み」である。
タバコ吸わないことを告げ、喫煙席にておもむろに文庫本を読む僕。田口ランディの「コンセント」。
我ながら微妙なチョイス。

七夕イベントなので、店内には短冊の付いた笹が飾られており、BGMには琴演奏みたいな和風な感じ。
カランコロンッという下駄の音が夏らしく耳に心地よい。
結局1時間ほど滞在した。

毎週、泉佐野のほうに通っておきながら言うのもなんだけど。
1ヶ月ぶりくらいに日本橋のメイド喫茶入ったけど、やっぱ僕はこっちのほうが適正あるみたいだ。
場所柄がそうさせるのか、なんとなく居心地がよい。気兼ねしないともいう。

 

それにしても、ここは毎回おもしろいほどレシートに落書きをしてくれる。
字だけのときもあれば絵付きのときもある。
WRさんにもよるのだろうけど、今日は鬼のように落書きされた。

観心寺

楠木正成像@観心寺

観心寺に行ってきた。
日本唯一の北斗七星巡礼地なのだそうだ。
確かに境内には巨木(星塚)が7箇所あり、金堂を囲むように配置されている。

 

星塚


まぁ比較的狭い境内であるので、5分もあれば巡礼完了なわけだけど……いや、それにしても起伏が激しい。
あと、この時期は蜘蛛と蚊も多い。
立ち止まってるとすぐ殺られるし(蚊が)、うっかりすると頭にはクモの巣がからみまくっていたりする。

 

建掛塔

建掛塔。
当初、三重塔にする予定であったが、湊川にて楠木正成が討死したために、1段目が出来た時点で未完成のまま放置。
国の重要文化財らしい。
屋根が草ボウボウでとても綺麗。

 

帰り際、どこからともなく笛の音が聴こえてきて、「なに?幻聴?」などと思ったが、 受付のとこにいる爺様が尺八みたいなのを吹いてる音だった。
それがとても印象的であった。

プレート・てりやき・ジャップ(スープ付)…\850

天王寺に行く所用ができたので、その帰りにU.K.Wildcatsに寄った。

シゲアキが『結構多いで』と言った量がどれほど多いのかを確認しに。

で、てりやきジャップをオーダーしたわけだけど。

……確かに多いわコレは。
前回は期待外れなほどに普通サイズだったけど(まぁ値段から考えれば充分多いけど)、どうやら多いのはプレートに乗っかってるライスらしい。
Lサイズのピザ並に大きな皿全面にガーリックライスが盛られてるわけです。
その上にCDみたいな大きさのハンバーグとタマゴ。

炭水化物こんなに食えませんわ。
完食に40分かかった。


『オクラホマシティーの大牧場主ジムは、大のJapan嫌い。しかし、食肉協会の会合で神戸にいやいや出張した時に食べたテリヤキハンバーグがやみつきになってしまった。香ばしいガーリックライスとてりやきハンバーグにフライドエッグがVery Nice!』

履物

わらじ

昨年だか一昨年だか、エスニックというかオーガニックというか、そんな感じのファッションが流行った。
綿とか麻とかいった自然素材な服。
東南アジア系のイメージな。
まぁ、デパートに足袋コーナーが設置される時代であるし、それもよかろうて。

ファッション雑誌を読んだりはするけど、僕はあまり流行というものに乗ることがない。
最先端のものばかり買ってると金がいくらあっても足りないからな。
故に、流行が去ってある程度定着しお安くなり、かつ自分が気に入ったもののみ時流からズレて買うようにしている。
気付けば、着回しがききやすくおとなし目の服ばかり買っていたりする始末である。いわゆる「定番」と言われるもの。
たまに冒険をして100%僕好みに走ったものを買ったりもするが、往々にしてハズレ。1シーズンも着用しないうちにタンス行き。
しかし懲りずにまた買う、と。

前述した足袋であるが、昨年あたり局地的に注目されていた。
TVでも雑誌でも結構紹介されたりしていた。
「うっそーマジでぇ?誰がこんなん買うねん」とか思ったし、さらさら買う気など僕にはなかったけど。
ただ、足袋が流行る時代がくるなら草鞋が流行る時代だってくるんじゃねーかな、と。
そんなことを思って、昨年とち狂って高野山に行った際に草鞋を買った。ついでにソレを履いて高野山を散策したりした。
これが意外にジーンズと相性がよい。また、足首を紐でしばるし材質がそこそこ柔らかいしでフィット感もかなりのもの。
ひょっとしてコレはいつかブーム来るのではないだろうか……と思いながらも、そんなブームの兆しなどまるで見えないままに今年の夏を迎えた。

今年もまた履こかなと、どこにしまったかわからない草鞋を今日は探していた。
しかしどうにも見つからないので、ハハに「草鞋はどこか?」と尋ねてみたところ、

『は?草鞋?……ぁあ。草鞋ね、庭。庭にあるよ』

とのお答え。
果たして庭の片隅に草鞋はあった。
ありはしたのだが……。

 

雨に濡れて腐ってしまったのか目測、馬糞のようなソレに足を通す勇気など僕は持ち合わせてはいない。
さすが自然素材である。
そのままその草鞋は土に還すことにした。

配分ミス

バーゲンに付き合え、ということで友人と難波まで来ていたわけです。

結局バーゲンとは関係ないもんを買ったわけですが。


んで、日本橋でパソコン見たい、とおっしゃるので、来たわけです日本橋。

僕自身、かなり久しぶりな日本橋なわけ。
当然、メイド喫茶にも寄りたかったわけ。
特に今日はイベントやってる店盛り沢山だったし。

だからと言って、ノンケな友人を無理矢理連れていくわけにもいかず、とはいえ一人では入りづらく、半分諦めモード。

別れ際十分前に


『そーいやメイド喫茶行きたいなー』


とか言われても遅いわけですよ!
もっとはよ言えヨ!と。


現在、デパ地下にて食糧物色中……。

閉じない

耳に安全ピン

6年前にピアス穴をあけた。
「友達があけたから俺も」という、どうでもいいような理由で。

別に僕は、親から貰った身体にどうのこうの……とかいった信条などは生憎持ち合わせていないのであるが、 ピアスをつけ始めた理由が上記のようなものであるため、ピアスつけるのにもすぐ飽きた。1年も続かなかった。
幸い、僕の耳にあいた穴はまだ一番小さい径であったので、ほっときゃ跡形もなく穴も閉じるだろう、と。
そのままピアスを外して2年ほど放置した。

かくして2年後、穴は閉じていなかった。
表面上閉じているように見えるのだが、閉じたのは入り口と出口の皮一枚のみで、中の肉組織は全然!つながってないし!
なんかムカついたので、そこに再びピアスをぶっ刺した。
が、その日のうちに飽きた。
そしてまたピアスを外して放置した。

現在。
閉じる気配なし。
なんかもう、「この穴閉じねーんじゃねーのかな」とか若干投げやりな気分になりながらもノリでそこに安全ピンをぶっ刺し、 そのままカノジョさん宅に赴いたところ、

『………… ( ゚д゚)、ペッ! 』

という物言わぬ視線と

『アンタのその耳は武器倉庫か!』

という意味不明かつありがたい言葉を頂戴した。
まだ機嫌悪いんですね。
そんなにメイド喫茶のこと根にもってらっしゃるの?

 

なんにせよ、「耳に安全ピン」というのは万人に不評なようです。