カテゴリー:MAID CAFE
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相当恥ずかしかった
携帯オーディオプレイヤーを見に、シゲアキと日本橋へ行った。
僕はまだMP3プレイヤーとかを買ったことも使ったこともないので、
どれくらいの容量ならば必要十分なのか実際のところよくわからない。わからないけれどそんな頻繁に曲の入れ替えとかをやりそうもないし、
MP3へのエンコードを僕は320kbpsで行うので1曲あたり10MB前後。とりあえず1GBだとか2GB、
ましてや512MBなんて容量じゃお話にならないだろう。4GBは欲しいところ。フラッシュメモリ内蔵型かHDD型かは問わないが、
外部メモリ(SD)型ってのにはイマイチ魅力を感じない。
まぁ結局、ミーハーな僕はiPodあたりを買うのだろう……。
あらかた電気屋を見回った後、当たり前のようにメイド(コスプレ)喫茶へと足を向けた。
どこへ行こうかと迷っていると、シゲアキが『まだ俺が行ったことない店に行きたい』と言った。いわゆるアキバ系ではないシゲアキであるが、
僕と遊んでいるせいか日本橋のメイド喫茶はほとんど行きつくしている。嫌な成長を遂げてるなー。
そんなわけで、先月末オープンした【ZQN cafe
ARGO】へ。
『廃校に不時着した宇宙船』というコンセプトらしく、学校机のフロアとメタリックなテーブルのフロアに分かれていて、 タバコを吸うことを伝えるとメタリックなフロアへと案内された。席についてからずっと観察していたのだが、 一人で来店した客は見た限り全て学校机エリアへと案内されていた。その机で黙々と食事をとっている様はまるで居残りを命じられた生徒であり、 それを見て僕は一人では決して来るまいと心に誓った。
しばらくすると隊員(この店では店員のことをそう呼ぶ)さんがやってきてメニューの説明をした。お勧めは「愛chuミルク」と 「ぜんざい」、名前に「ZQN」という文字がつくメニューらしい。向かいの席の人がZQNソーダをオーダーしていたが、ヤバイ。 ネットとかでなんか凄いらしいということだけはわかっていたけれど、実際目の当たりにするともう。ヤバイ。ソーダそれ自体もヤバイが、 ソーダを手渡されるときに隊員さんが客を取り囲んで結構大きな声でこう言うわけだ。
『ズキュン♡ ズキューン!!』
「うわぁー」である。ある程度覚悟決めて頼んだ人ならまだしも、そうと知らずに頼んだ人はマジ「うわぁー」である。
鉄砲で射抜くようなポーズをしながら言うわけ。当然周りのお客さんの視線は集中するわけ。
……ネタにはなるだろう。
けど、一人で来店してアレ頼む人は凄いなー、と。
ちなみに僕は「愛chuミルク」を頼んだ。そのメニューについてどんな感じの物なのかと隊員さんに説明を求めると、
『愛がいっぱい詰まったミルクです!』とのことであった。具体的にどんなもんなのかは結局わからなかったけど、とりあえず頼んだ。
……いや、今日シゲアキと一緒に来ててよかった。一人じゃなくてよかったな、と。
それを運んでくる隊員さんが一人じゃなくて二人だった時点で、あぁこりゃ何かあるなとは察しがついたのだけど、まさか
『おいちくなぁれー!はぁ~い、愛情たっぷりのミルクでちゅよー。ちゅくちゅく飲んでおっきくなって下ちゃいねぇ~♡』
などとのたまわれるとは露ほども思わず。
これは堪える。恥死量超えてます。なんか容器も哺乳瓶やし。
始終下を向きながらミルク飲み干した。
この感覚を誰かにも体験していただきたいので、今度友人カズマをここに連れてこようと思う。
やっぱ潰れた?
泉佐野のメイドカフェ「FOCUS」が潰れたという噂がネット上であったので、ちょっと確認がてらに寄ってみた。 左の写真が9/8現在、右がちょうど3ヶ月前の6/8付の店の外観。見たらわかるとおり、「メイドカフェ」 というピンクのノボリが撤去されている。また、窓にベタベタと張られていた宣伝広告のようなものも全て剥がされていた。さらに、 店の前の通りに設置されていた「メイドカフェ」と書かれた看板は、 撤去されているわけではなかったがフェンス越しの目立たない場所に寄せられていた。 それだけで潰れたと判断するのもちょっと気が早いかもしれないが、とりあえずドアは閉まっていたので、 少なくとも今日は営業していないということだろう。まぁ確かに潰れたとしても仕方ないような立地条件ではあるけどな。
少し話ずれて。
店の前に上の写真の広告が落ちていた。夜営業のクラブFOCUSの広告であるが、12月のイベントについて書かれている。
つまり夜の営業はまだ継続していると考えられるのだけど……まぁ僕には全く関係ない話だわなぁ。
独りじゃダメだ!
7/16に新たに出来たメイド喫茶 【RASPBERRY DREAM】 に行ってきた。
昨日の5時の話だ。
予めどんな店なのか調べていかなかったので、店がどこにあるのか……場所すらわからなかったのだけど、なんとか見つけ出した。
1階はエロビデ屋、2階がメイド喫茶、3階はバイク屋という位置関係の建物。
とても入りづらいなー。
建物の前の道が非常に人通りが多いため、
ジックリと入ろうか入るまいかその場で悩んでたりすると客観的に見て物凄く恥ずかしい図なんだろうなーと思います。そんなわけで僕は、
とりあえず店の場所を横目に確認したあとそのまま道を進み、
1ブロック円を描くように回り道して再び店の前まで行き躊躇せずに階段を上がった。
今改めて書いてみると、僕の行動も大概恥ずかしいなーヘタレっぽくて。
とにかく店に入った。
そしたら、メイドさん5・6人くらいいるのに全員後ろ向いてて完全に僕に気付いてない状態。
「今、席空いてます?」と話しかけてやっと気付いてもらえた。
で、カウンター席に通された。
オープン3日目だからか店内ほぼ満席。
しかし、それを差っぴいても他店と比べ活気がある感じ。悪く言うなら騒々しい。
メイドさんもやたらテンションが高く、自らお客に話しかけにいってるイメージ。お客に話しかけられてもノリノリで答えてた。
僕はといえば自らメイドさんに話しかけるタイプではないので、黙々とアイスティーをすするしかなかった。
他のお客さんは友達連れで来ているか、もしくはメイドさんに話しかける勇気を持ったピンかであり、
そのどちらにも当てはまらない僕はちょっと……疎外感を覚えてしまうわけです。
総評:
この店ではメイドさんに話しかけてなんぼって感じがします。
独りで行って、しかも話しかけられずでは意味がないですな。
雰囲気的に『くつろぐ」というものではなく、「ガヤガヤ騒ぐ」といった感じなのだと、今のところ思います。
潮時か……
2週間ぶりに泉佐野のアソコへ行った。
4時くらいだったが、メイドさんは5・6人いた(VIP席でくつろいでおられた)。
客は僕だけだったけど。
なんというか、こう言ってしまうのは正直アレなのだけど、メイドさんおりすぎや。
暇そうに見える。
オープン当初のクオリティというか初々しさも薄れ、「メイド喫茶に来た」という感じがしなくなってきた。
ここ最近、僕は行ってもずっと本を読みふけっていたりする。
なんだかんだで長居はさせてもらっているのだけど……。
そろそろココも潮時かなーなんて思ってます。
七夕
バイト明けに日本橋へ行ってみると、オタロード周辺に着物の姉さんがやたらといた。
涼しげでとてもよろしいのだけど、手にはアンケート用紙(っぽいもの)……。
着物見て思い出したけど、本日は七夕。
七夕イベントをやってるメイド喫茶が結構あったみたい。MEL*CAFEとかe-maidとかCAFE DOLLとか。
どこに入るか迷い中であったが、突然の通り雨。
その場から一番近かったMEL*CAFEに行くことにした。
しかし、店前にメイド服だしてないと普通に気付かず通り過ぎてしまうなぁ、ココ……。
店ん中入ると浴衣来たメイドさんが2人いた。メイドさん?
メイド服着てないので、メイド喫茶に来た、って感じがあんまりしないのだけど、『お帰りなさいませ御主人様』とはやはり言われる。
今日の僕のスタンスは「いきなり雨降ってきたので、やむまで一休み」である。
タバコ吸わないことを告げ、喫煙席にておもむろに文庫本を読む僕。田口ランディの「コンセント」。
我ながら微妙なチョイス。
七夕イベントなので、店内には短冊の付いた笹が飾られており、BGMには琴演奏みたいな和風な感じ。
カランコロンッという下駄の音が夏らしく耳に心地よい。
結局1時間ほど滞在した。
毎週、泉佐野のほうに通っておきながら言うのもなんだけど。
1ヶ月ぶりくらいに日本橋のメイド喫茶入ったけど、やっぱ僕はこっちのほうが適正あるみたいだ。
場所柄がそうさせるのか、なんとなく居心地がよい。気兼ねしないともいう。
それにしても、ここは毎回おもしろいほどレシートに落書きをしてくれる。
字だけのときもあれば絵付きのときもある。
WRさんにもよるのだろうけど、今日は鬼のように落書きされた。
昼時に
FOCUSに来ています。
いつもより早めの昼時、社会人にはできない特権やな。嬉しくはないが……。
これで3度目なのだけど、ここの扉を開けるのにもすっかり慣れた。
とりあえず基本のオムライスをオーダーし、まったりミルクティーなんぞ飲んでるわけです。
相変わらずTVには浜崎あゆみのDVDが映されてるわけだけど、なんか他にも有線が流れてるようですね。アメ村のショップとかで流れてそうな曲が。
あと初めて女性のお客さんが入ってんの見ました。
ガセネタかよ!
例のメイドカフェがチャージをつけるようになったらしい
と書いたが、
今日行ったけどそんなもん付かなかったです。
チャージ制をやめたのか、はたまたもとからガセネタだったのか……。
メニューと値段は変更されたようですが。
メニューは手書きじゃなくなり、ソフトドリンクは¥400にほぼ統一したっぽいですね。
あと、アルコールも出すようにしたみたいです。『ナイトメニュー』とか分類されてたけど。
なんにせよ再来店決定です。
チャージ有りかよ
例の泉佐野のカフェ、昨日あたりからチャージがつくようになってしまったらしい。
1回¥1,000。
「今月中にもう1回くらい来ますよー」
と言ってしまったためもう一度くらいは行くだろうが、正直それで最後やろうなー。
日本橋でもチャージをつけていたコスプレ喫茶があったが、そこも今ではチャージ無しにしているということを考えるとちょっと……。
(´・ω・`)ガッカリ・・・です。
気になるところの気になるカフェ
最近、ゼミでの手伝いもほとんどやることがなくなり、とんと大学に顔を出していなかった(出す必要も無い)のだけど、また教授の気まぐれで卒論テーマが変更にでもなったのか、後輩が僕の研究を引き継ぐ形となった。
で、昨年度に僕が書いたプログラムがエラー出て動きません、助けてくださいと後輩からの救援以来がきたので、本日は久しぶりに大学に行ってみた。つーか、半年近く前に書いたプログラムがどんなだったとか僕自身ですらほとんど覚えていないので問題解決できるかどうかかなり不安ではあったのだけど、実際は15分かからんくらいで解決できた。
「じゃ、そーゆうことで!」
とかなんとか言って、そのまま大学を後にした。
……わざわざ往復3時間はかけてるのに、このまま家に直帰というのもなんか非常に時間の使い方が無駄っぽい感じがするわなぁ。
そんなわけで、前回は挫折した例の泉佐野のメイドカフェに寄って実際に飲食してみることにした。
まだレポートしてるサイト少なそうなので、以下にその感想を少々。
店の扉を開けて前回より深く店内に入り込むと、メイドさんが2人ほど駆け寄ってきてこう言いました。
お帰りなさいませ、御主人様
ここらへんは他のメイド喫茶と変わらないです。
それから席に案内されるのだけど、僕が行った時は他にお客さんがいなかったのでもうどこにでも座ってくださいみたいな。そんなことは言ってないけど実際そんな感じ。ちなみに席はソファーですが、テーブルが低いのでおもっきし腰をひん曲げることになります。いや、むしろ逆にふんぞり返って座るくらいで丁度いいのかもしれないです。店の雰囲気はまんまクラブですね。まぁ実際、夜はクラブなので当たり前だけど。
暫くするとメイドさんがメニューとおしぼりと水、灰皿、そしてベル(喫茶店の入り口についてそうなやつ)を持ってきます。おしぼりは一応開いて渡してくれます。メニューは小さいリングノートに手書きで書いてあります。値段のほうは、飲み物はコーヒーや紅茶がHOTで¥380、ICEで¥400、ソフトドリンクは¥350くらいやったかな。酒類はありません。カウンターのほうに飾ってありますが、あれは夜に出すものらしいです。食べ物は¥300から、セットメニュー(¥800くらいかな)とかもあります。メニューには書かれていないけど、セットには洋風と和風があるとかなんとか言っておられました。ファミレスみたいやな。
なんにせよ、この手の店としては非常にリーズナブルだと感じました。
とりあえず腹減ってたので、アメリカンドッグ(¥300)とアイスコーヒー(¥400)をオーダー。
メニュー待ってる間、軽くキョドりつつもタバコ吸いながら店内を観察。
店の壁面3(4?)箇所に液晶テレビが設置されていて、ブリトニーとか安室奈美恵とかのライブDVDが流れてました。他にChemistryとか浜崎あゆみとかのDVDもあるらしいですが。それから、先にも書いたけど、ほんとにこの時の客は僕一人のようでした。メイドさんは3人ほどいましたが、茶髪率100%。少なくとも日本橋系のメイドさんではないようですね。当初予想してたようなホステス系やオネエ系でもなく、普通に可愛かったです。
2,3分してアイスコーヒーが運ばれてきました。
シロップとミルクもメイドさんが入れて混ぜてくれます。ただ、どちらも使い切りタイプのやつなので、入れる量の調節ができるのかどうかは不明です。言えばしてくれるかもしれないけど、僕は何も言わないまま全部入れてもらいました。
で、そのまま暫く喋りました。
『この店はどうやって知って来られたんですかぁ?』
みたいな。
どう答えるのが正解かわからなかったのだけど、「通りがかりに偶然見っけて、なんか最近雑誌とかでもメイド喫茶が取り沙汰されてるので試しに来てみました。僕はメイド喫茶初心者です!」みたいなスタンスで僕は受け答えをすることにしました。年齢も多少ごまかしつつ。経歴もごまかしつつ。このサイトばれたらオシマイやけどな。バレそうやけど……。
さらに10分ほどしてアメリカンドッグが運ばれてきました。
てっきりレンジでチンかと思ってたのですが、しっかり150℃の油で揚げてるのだそうです。以外に手ぇ込んでますね。『熱いので気をつけてくださいね』とか言われたので、注意しながら食ってみる。
う~ん、外はカリカリ、中はヒンヤリ……。グッジョブ!より一層ガンバレ!
その後、どういう流れかメイドさん3人と自己紹介をしあうことになりました。
『じゃ~あ~、これからは○○御主人様って呼びますね♪』
とかなんとか。
笑顔で、しかもお嬢座りしながらそんなこと言ってくるもんだから、僕の身体は喜びショックのあまりプルプル震えだしました。相当不審者です、僕は。というか、メイドさんとまともに話するのってこれが初めてなわけで、どうしたらいいのかサッパリわからんのですよ。まぁ、そんなこと言いつつも店出るまでの1時間の間ほとんどずっと喋ってたわけですが……。
現在、オープン記念かなんかで、メイドさんとの会話が無料、とメニューに書いてありました。話したいときはベルでお呼びください、と。
ベル鳴らさなかったら来ないもんだと思ってたのだけど、メイドさんのほうから話しに来たのには正直ビックリでした。まぁ、そんなことでもない限り、僕なんかはまず話しかけられないのだけど。
話しかけたいんだけど話しかけられない人は、試しに今のうちに、特に平日に行ってみるといいんじゃないでしょうか。結構楽しいです。
会計後はお見送りをしてくれます。
「車で来たんですよー」とか事前に言ってたからかなんなのか、車が車道に出るまでしっかりと。
行ってらっしゃいませ、御主人様
の言葉も漏れなくついてきます。
……なんとなく、多分だけれど、僕はココの常連になってしまうような気がします。
理解した
先日、泉佐野のメイドカフェについて述べたが……
OK、謎は解けた。
【参考】 TOMUの混沌小箱 (2005/06/10)
やっぱクラブやんけ。
ただ、昼間(am11:00-pm6:00)は一応メイド喫茶として営業しているらしく、夜から本業のクラブと。
ってことはメイドさんに扮するのもやっぱクラブのお姉さんなんだろうか。
そこんところがとても気になる。
まぁなんにせよメイドカフェとしてもやってるらしいことがわかったので、また来週あたりに行ってみようかな。
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル30分
さて、昨日の昼の話だけど詳しくいこうか。
臨空であらかた買い物も済ませた後、昼間に見つけたメイドカフェへと結局は向かった。ちなみに買ったのは白いスタッズベルトとギター弦。それにしても、久しぶりに行ったんだけど、あそこに入ってる店もいいのがいっぱい増えてきたな。まさかTORNADO MARTがあるとは思わんかった。 やっぱりちょっと高いけどな。
目的地に到着したのはpm3:53。
170号線(外環)と26号線が合流するほんのちょっと手前にソレはある。
店の向かいのさとの駐車場に車を止め、車内から件のメイドカフェの様子を観察した。昼間に通り過ぎた時にも思ったものだが、ピンクのノボリが非常に浮いており、怪しさを醸し出している。まだ入店する気がまるで起きてこない。
が、とりあえず車から降りてさらに接近してみることにした。
接近することで、この建物に入っている他のテナントも確認できた。
寿司屋とか鉄板焼屋なども入ってはいるものの、そんなものはマイノリティー。基本的にスナックだとかクラブだとかそういうのがメインな建物らしい。そんな中にひとつ激しく異彩を放ちながら鈍く輝くメイドカフェ。……間違っている。ここにメイド喫茶を開くという判断は絶対に間違っている。
とりあえずさらに接近。
店の外壁にはベタベタと写真の張り紙がしてあった。お祝いの花が飾ってあることから、どうやら新装開店らしい。どうにかして中を覗いてみたいと思ったのだが、窓という窓には銀紙が貼り付けてあり、中を窺い知ることは実質的に不可能。いやぁ、ますます不安が増長されますなー。つーか本当にここはメイド喫茶なのだろうか。いささか自信が無くなってくると同時に、僕の両足は引き返そうとする意思を明確にしだした。
ちなみに、張り紙に書かれてある売り文句はこうだ。
泉州初!!!
癒しの空間
あなたは『萌え』を知っていますか…???
なんてキャッチーな!
30分以上ウダウダと行くか行くまいか悩んだ挙句、結局店に入ってみることにした。入ってみなきゃ何もわからんからな。
……ガチャリ、と扉をあけると目の前いっぱいに壁が広がる。店内の照明はダウンライトか何なのか、また窓からの光を全部シャットアウトしてるせいもあり非常に薄暗い。そのまま2歩、3歩と店の中へと足を進めると少しずつ様子が明らかになってくる(はずなんだと思う)が、スナック臭漂う円形のソファーを右目の端に捕らえた瞬間、僕は脱兎の如く外へと逃げ出した。外へ出てからもさらに走り続けた。視界から消えるまで走り続けた。
判断は間違っていない。
アレはやっぱり何かが……全てがまるで違う。
せめて店員さんを見てから考える、などという選択肢も度胸も甲斐性も、生憎僕のようなヘタレは持ち合わせてはいないのですよ。
誰か他の人がレビューを書くまで僕は待つことにします。
盲点
てっきり大阪にはメイド喫茶は市内にしか無いものだと思っていたのだけど、友人のシゲアキが言うには
『昨日、泉佐野あたりで見っけたで。前からあったんかなーアレ』
だそうで。
本日、臨空アウトレットに向かう道すがらホンマにそんなんあるんかいと疑心暗記になりながらも一応は探してみたところ、
……あったよマジで。
ただ、チラ見しただけで通り過ぎたので詳しくはわからない。
ピンクのノボリにでかでかと「メイドカフェ」って書いてありました。
さて。
行くべきか行かざるべきか。
場所が場所だしヤバい臭いがプンプンするんだよ、ママ……。
お出迎えとお見送り
日本橋のガンダム館に2時間もいたんだがな……。
すんません!
もうやんないんで左の写真は勘弁してください。気の迷いでちょっと手ぇ出して買ってみただけなんス。ホントはこんなんが欲しかったんじゃないんス。0080のハイゴッグが欲しかったんだけど……でもなかったから。じゃあ仕方ない、「カズマの影響」という言い訳を盾にシードヒロインズ5でもやったるかいな、と。カガリが当たればちょっと嬉しいな、と。
とかなんとか言って、選ぶ時はかなり必死。箱一つずつ手で持って振ってみたり重さチェックしたりなんかしてな。買って店出て即効でこそこそと中身チェックですよ。
……そしたら一番いらんのが当たったがな。
半泣きなりながら店引き換えしてストライクルージュ1/144買ったったわい!
もうやらんです。これっきりです。萌え系フィギュアなんぞファッキン。言い訳終了。
さて、久しぶりに MAID IN CAFE に「お帰り」してきた。3度目。
ホントは今日はガンプラの接着作業をするつもりだったのだが、昨日カズマに冗談で「当然今日はメイド喫茶行ってるんでしょ?」みたいな遠回りな脅しをかけてみたところ、以外にも『明日行くわい!』的なレスポンスが戻ってきてしまったので、まぁ彼一人をネタに走らせるのも酷い話か、と。 【参照】
日本橋来るのも2週間ぶりくらいだし、他にももう1件くらいハシゴしたろうかいなと当初は思っていたのだが、数時間前に食ったあさちゃん(ご飯小・サラダ並)が、そこだけ時間経過が停止してしまったかのように胃から出て行こうとしない。だから今回は1件で終了。というか、飲み物飲むのすらかなりキツイ状態なので、たとえ1件でも相当に冒険なわけ。
でも僕は頑張るのです。
蛇足であるが、店へ向かう途中カズマからやたらテンションの高いメールが届いた。
『ってか店出てから電話するから!女神が降臨しました!』
女神というのが何を指しているのか、電話するほどスゲーことなのか、この時の僕にはわからなかったが、なんにせよ僕がこれから入る店はケータイが圏外になる場所である。30分は時間潰すつもり満々なので、それまで彼の高テンションが持続しているのかどうか見物である。
ちなみに、僕が店を出ると同時に電話がかかってきた。
…………そうか、そんなにルナマリアが当たったのが嬉しかったのか。よかったなカズマよ ゚(゚´Д`゚)゚。
店の前まで行くと、ちょうど2組のお客さんが出てくるところだった。当然、メイドさんのお見送り付きで、だ。
「行ってらっしゃいませ 御主人様」
W連鎖だ。
実に壮観であり、いつまでも見ていたい気も多少したりするのだが、何分ここは道の往来である。メイドさんを目の前に立ち尽くしている僕の姿はさぞ滑稽であろう。だからさっさとメイドさんの横をすり抜けて店内へと入ろうとしたのだが、階段途中で追い抜かされる。すれ違いざまに 『おタバコはお吸いになられますか?』 とか尋ねられ、それに対しては 「いや、吸わないです今日は」 とか答えて。そして下へ着くと同時に
「お帰りなさいませ 御主人様」
と言われた。
……順番違いますぁーお嬢さん。
以前来た時と若干内装というか装飾が変わっていた(と思う)。
前回は喫煙席の端っこのほうだったので奥のほうがよく見えなかったのだけど、今回は禁煙席の奥のほう……真逆の位置。テーブルの横には絵画が飾ってあり、写真のようなアンティークなCDプレイヤーが設置されていた。ちなみにかかっている音楽はやはりクラシックである。あと、5時になると同時にボーンボーンとか鳴っていたので多分柱時計とかもあるはず。ここはそういった正統派メイド路線で行くつもりなんすかね。好ましいことだけど。
ベルを鳴らすのには相変わらずまだ慣れていない僕。
周りのお客さんを観察してみると、みんな僕から言わせてもらえば「それはヤケクソか?」って感じに激しくリンリン鳴らしている。まぁ確かにベルの音が聞こえなきゃ鳴らす意味がまるでないわけだから、それが正しいんだろうけど。しかし優雅ではないわなー。
僕ならば優雅にやってみせる。前回失敗しただけに今回はリベンジである。
まず背筋を伸ばし、軽く息を止め、手首に集中。そして鳴らす。
チリン♪ (超小さい音)
うん、やっぱ聞こえてないみたいね☆(*^ー゚)b
気を取り直して2度目は周りと同様にヤケクソで鳴らしたら気付いてもらえた。なんか、もう……もー!
路地の奥に
続いて昨日の話。
あさチャンで飯食った後、許容量を超えた満腹感からくる「石でも入ってんじゃねーか?……い、石?」と疑うほどの胃の痛みを少しでも緩和するために、あてもなくそこらを歩き回った(でも基本的にヲタショップめぐり)。普段一人ではまず入ることのないフィギュアショップであったりガチャガチャ専門店であったり、まんだらけであったり。
それにしても最近のフィギュアは出来がいいのな。ガチャガチャとか¥300レベルのものでもかなり精巧。カズマがハマっているわけが少しだが理解できた。確かに少し欲しいなと思ったものも(非萌え系で)あったりした。が、プレミア価格だかなんだか知らんがやたらと値段設定が高価格になってるのを見て結局買わないあたり、まだ僕の踏み込みが甘いだけなのか、それとも単に適正がないだけなのか……。
収集しだすと際限なさそうなので、できれば後者であると願いたい。
その後、『オレもメイド喫茶行ってみたい』と前にシゲアキが言っていたので行ってみることに。というか、例えシゲアキが行かんと言ったところで今日僕はひとりでも行っていたであろうが。
現在地から考えてMEL*CAFEかCAFE DOLLかどっち行こうか結構迷ったのであるが、MEL*CAFEの方が軽い感じでいけるかなと思いそっちへ。
お決まりのセリフでお出迎えを受けたあと、禁煙席へと着席。
とりあえずアイスティーとカフェオレを頼み、それからシゲアキに尋ねてみた。はじめてのメイド喫茶の印象はどう?
『めっちゃ普通やん』
だそうで。
さすがにメイドさんがシロップ入れて混ぜてくれることに対しては恥ずかしそうであったが、慣れるもんだからなぁ。そして慣れてしまえばもうこっち側の人間なわけで。
ところで、今日はメイドさんが2人いた(と思う)。1人は接客の傍ら、パソコンの前でひたすら事務に没頭していたように記憶している。よくわからないけど、いろいろと忙しそうだ。会計後渡されるレシートに手書きで『ありがとうございました▽』と書いてあったのにはビックリしたが、その心遣いが嬉しい限り。
時間は19:10。
そのまま勢いに乗って、もう一件行くことになった。というか、頼み込んで一緒に行ってもらった。
現存する日本橋メイド喫茶の中で(多分)最古参の店だと思われる【CCOちゃ】。店の存在も場所も知ってはいたのだけど、未だ実際に入ったことはなかった。店の場所が細い路地を曲がったさらに奥の方にあるため、通りからは店の様子が全く見えず躊躇してたからというのが最大の理由。しかし今日は同伴者もいることで、若干僕は強気。躊躇なく路地の奥へと進んだ。
そしたら、なんかボードに張り紙してるわけ。読んでみる。
本日はメイドはおりません
……へ?
でも店自体は営業してるみたいなので、とりあえず入ってみる。
そしたらアレですよ、店内でガンダムSEEDの上映会やってましたよ。WRさんもザフト軍の制服を着てました。入店時に敬礼されたりもしました。なんだこれ?
で、ちょっと記憶を探ってみたところ、そういえばそんなイベント告知があったということを思い出した。
【Zodiac Cafe】(参照ページ)とかいうやつで、5/6~5/22までの19:00以降はこんな状態らしい。断じて狙って行った訳ではない。そのために昨日までにSEED全話を見終えていたわけではない。偶然。いい訳くさいけどマジ偶然。
席まで案内されてまた敬礼された。
……なんなんだろうこの空気。
とにかく何かオーダーしなければならないのでメニューを見てみた。
で、僕もシゲアキもこう思った。
『わけわかんねー』
参照ページにもメニューが載っているので、見てもらえばよくわかると思うが……。
「コーヒー」だとか「紅茶」だとかいった単語が一切無い。
一応、「ICE DRINK」だとか「HOT DRINK」だとか「CAKE&PARFEIT」とかカテゴライズはされているものの、基本的にはキャラクターの名前とモビルスーツの名前しか記載されていないメニュー。どうする~アイフル~♪って状況。このイベントのコンセプトに沿った一種の演出のようなものなのかもしれないけれど、せめて説明書きくらいは書いておくべきじゃ……。
例えばですよ、「ラスティ・マッケンジー」などという名前からどのようなドリンクが想像できようか、と。
幸い、HOT DRINKには一種類(アンドリュー・バルトフェルド)しかないため、恐らくはコーヒーなのだろうとは予測できるのだけれど。
……冷たいものが飲みたいんだよね、僕。
というわけで勝負をかける。
僕は「イザーク・ジュール」を、シゲアキは「ルナマリア・ホーク」をオーダー。
まぁ、はじめからWRさんに訊けば済む話なんだけどな。実際に周りの客も訊いてるみたいだったし。その上でフリーダムだのジャスティスだのアスラン・ザラだのを頼んでいるようだった。
しかし、僕らはあえて勝負である。
で、飲んでみた結果ね。
予想通りキャラクターの髪の色とほぼ同色のドリンクが運ばれてきた。
イザークは白、ルナマリアは赤。
白いのはカルピスサワーみたいなものだった。まぁ無難だわな。
んで、赤いの。ルナマリア。シゲアキ曰く、
『うわっ アセロラ』
確証はないが、多分そういうことなのだろう。凄いチョイスだ!喫茶店でアセロラ!
ああ、そういえばメニューの中に唯一キャラ名でもMS名でもないものが1つだけあった。
それだけはひどく浮いていた。
うどん
ってな。
異彩放ちまくり。
ベルを鳴らせ
これもまた数日前のお話。
いい加減、サイトの方向性を軌道修正しなければとは思っているのですが、いかんせんネタ切れ。故に、僕の思考ベクトルが最も向かいやすいほう、つまりはオタネタとなってしまうわけです。明日も休日なので、また同じような内容になってしまいそうでちょっと怖い。というか、恐らくなるでしょう。
MAID IN CAFEに行ってきた。ひとりで。
ここは初めて。
他のメイド喫茶スポットから若干離れており、またこの店がある通りはサラリーマンとか学生とかオタっぽくない人が比較的多い。まぁ人通りは少ないのだけど。
人通りが途絶えたことを確認し、ケータイから「チュドーン!」とかいうバカみたいな効果音を大いに響かせながら記念に写真を撮った後、店へと入るべく地下へと続く階段を下りた。ちなみに階段横の壁は総鏡張りになってます。一応身だしなみチェック。
階段を少し下りると、向かう先に徐々にメイドさんの足らしきものが見えてきた。足先の方向からこっちを向いているのがわかる。おぉっ お出迎え完璧。軽くお辞儀をされながら『お帰りなさいませ』といわれる。階段を下りて、手前からキッチン、喫煙席、レジ、禁煙席という配置。禁煙席のほうにはシャンデリアがあったりする。天井は低め、照明はほどよく暗め、BGMにはクラシックがかかっていた。バッハだかなんだか。
タバコを吸うことを告げるとキッチン真横の喫煙席へと通された。階段がよく見えるなぁ。
しばらくして、メニューと灰皿とおしぼりと水(レモン絞ってる?)を持ってメイドさんがやってきた。そしてメニューの頼み方、会計の仕方等をあらかた説明してくれる。といっても長いものではない。簡単なことだ。要は、
お呼びの際はそちらのベルをお鳴らしください
ということだ。
しかし、…………ベルか。鳴らすのか。チリーンって鳴らすのか。昔、古いヨーロッパ映画かなんかでヒゲはえた貴族なオッサンがそんなことしてるシーンを見たことがあるな。その場面を僕の顔に挿げ替えてみて、もう一度そのシーンを思い浮かべてみる。
(;´∀`)・・・うわぁスゲー痛ぇ・・・
あまりにも自分には似合わない。何様のつもりで僕はベルを鳴らせばいいのか、とか思ってしまう。
オーダーはもう店に入る前から紅茶って決めてたのだけど、ベルを鳴らすというその行為ができないままに5分ほど経過する。その間、僕はタバコも吸わずメニューを片手にひたすらベルを眺めていた。鳴らせねーYO!
直接言おうかなとも思ったが、呼ぶときはベルを鳴らすというルールがある以上それを破るのはアンフェアだし。いい加減これ以上メニュー持ってるだけってのも不自然だし。
勇気を振り絞ってベルを手に持った。5秒ほどそのまま静止。葛藤。やっぱ無理。
自己暗示をかける。
「オレ、風鈴。オレ、ただの風鈴。オレ、風鈴。……鳴ります」
そして手首のスナップだけをきかせベルを軽く振る。
チリィィィーーン!!
音がデケ-wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!
即座にベルを手全体で覆い、音を圧殺する。で、しこたまキョドる。
あまりにも腰抜けすぎて情けない自分自身が。
そして、何かをやり遂げた後の虚脱感とまだ会計の際にももう一度ベルを鳴らさなければならない絶望感に苛まれながら、メイドさんに紅茶を頼んだ。¥390。お得な値段設定ですな。
改めて周りを見渡すと僕以外にはサラリーマンっぽい男性客一人しかいなかった。平日の午後4時などどこも同じようなものか。まぁ少ししたらだんだんとお客さん入ってきたけど。見た限りでは、一人で来る人が多いみたいだ。そして皆示し合わせたかのように全ての人が禁煙席へと行く。喫煙席は僕の貸し切り状態。メイドさんは2人いた。接客は非常に「おしとやか」というか落ち着いた感じ。逆にメイドさん同士でしゃべってるときはそこらの女の子っぽい感じで、なんともいえず好ましいと思った。いい店だな、と。また、メイドさんは2人とも違うのを着ていたので、メイド服には数種類あるみたいである。
ちなみに、ケータイ(au)は圏外もしくは電波0だった。出入り口付近でこれだから、店の奥まで行ったら確実に圏外だろうなとか思ったり。
会計後は店の外まで、つまりは階段の上までメイドさんが見送りをしてくれた。
それ自体はとても喜ばしいことだったのであるけど、階段を上りきってメイドさんに『行ってらっしゃいませ』と言われたところをアパレル系なお姉さんにばっちりと目撃されてしまい、さらに目が合い……。
なんというかもう……|ι´Д`|っ < だめぽ
総括:
ベル鳴らすことに抵抗がない人ならばとてもよい店。値段も他店に比べて安めの設定であるし、店自体も地下にあることから少し喧騒から離れたといった雰囲気。文庫本なんか読みながら落ち着いてコーヒー飲むとか、そんな使い方ができると思った。また行くと思う。
ココア
先日、カズマとMEL*CAFEに行った。
その時の感想をちょこっと。
時間はpm6:40。
直前にコーヒーだのビールだのをそれなりに飲んでいたため、ちょっとお腹は満腹状態。
しかし、カズマご希望のコスプレ喫茶に行ったことだし、今度は僕のご希望の店にも行ってもらおうではないかと。で、MEL*CAFE。他サイトのプレオーブンレポートとか見て、ちょっと行ってみたいなと思ってたわけです。でも実際に店の前まで行ってみると、ヘタレな僕なんかは店頭に飾られたメイド服に怖気づいてしまうわけで。くそーどうしようかなー入りたいんやけどなー、などと迷っているといきなりドアが開いた。
行ってらっしゃいませー
2・3人のメイドさんに見送られて男性客1名が店から出てくるところだった。心なしか上機嫌なお顔でいらっしゃる。
…………行こか。
ドアが閉まらないうちに意を決して店に入った。
(略)
互いにココアとチョコガナッシュ、ダージリンティーとワッフルを頼み、しばらく店内を観察する。
うろ覚えだけど、テーブルはほとんど4人席。お客さんは一人もしくは二人連れといった感じ。全体的に見てとても落ち着いた感じで雰囲気もよかった。
しばらくしてオーダーが運ばれてきた。
そして当然のようにこう訊かれるわけ。
お砂糖は何杯お入れになりますか?
しばしの逡巡の後カズマは、『じゃ、1杯で』と答えた。僕はワッフルがアイスとか乗ってて意外に甘そうな感じだったのでストレートで飲むことにする。ダージリンティーを。
で、それを飲みながらふと疑問が湧いたのでカズマに尋ねてみる。
「ココアに砂糖ですか?」
えっと……まぁ僕が頼んだものではないので味はわからんのだけど、ココアってのはもとから甘いものじゃなかったっけ?ココアパウダーと砂糖を牛乳で少しずつ溶かしながら火にかける、って作り方だったと記憶してるんだけど。
ひょっとしてこのココアの今の状態はほぼ無糖?それとも激甘?
どっち!?
『いやさ、とりあえずメイドさんに砂糖入れてもらいたいやん。甘いとかそういう問題じゃなく』
そう言って、ニヤケてた。 幸せそうに……ニヤケてた。
日本橋散策withカズマ
友人カズマが先行して日本橋を散策している。
僕が日本橋に着いたのはpm3:15だった。
本日の目的は僕的に【メイド喫茶】である。それ以外に用はない。
つーか本当に、昨日からテンションが上がりまくっていてどうしたものか。メイド喫茶なんて何年ぶりになるだろう。3年、4年……そんなものか。前回はわざわざ東京までひとりで出張ってまで行くほどの情熱っぷりであったが、さすがにもうそこまで無条件にはしゃいでいられるほど若くもない。まぁでもソレはソレ、コレはコレ。カズマに言わせるならば、それでも僕は目算レベル25オーバーの賢者なのだそうだ。誹謗中傷合戦に終わりはないのでとりあえずそういうことにしておこう。
はいはいそうですね、僕はヲタクですよ。
メイド喫茶が3件立ち並ぶ通りを歩きながらカズマに到着を知らせる旨の電話をかけた。待ち合わせ場所を特に決めていないのでとりあえずどっかで合流しなければならない。
「ついたでー、今どこぉ?」
『おぉボブさん!今ヤマギワソフトの近くやで!ボブさん遅いから先入ろうかと思ったわ』
「…略)じゃ、そっち行くわ」
一昨日の29日、日本橋に来た際に「コスプレ娘(非メイド系)たちに客引きされた」らしく、その【コスプレ喫茶】に行きたい逝きたいとカズマはしきりに言っていた。店の場所はなんとなく覚えているらしいが店名はわからないらしい。メイドじゃなくてコスプレ系WRのいる喫茶店だというだけで対象はかなり絞られる。というか、ヤマギワソフトの近くとなると対象0。ひょっとしてDRAGON HEARTのこと言ってんのかなーとか思ったりもしたがどうやら違うっぽいし。
とりあえずカズマと合流して、その場所とやらに案内してもらうことにした。
そして歩くこと数分、カズマが口を開いた。
『あっ、あの店や!ボブさんあれあれ!あの看板とこ!』
どれどれと見てみると…………(;´∀`)・・・うわぁ・・・
そこにはfairy taleと書かれたピンクの看板があった。
ヲイヲイ、カズマさんちょっと冗談キツイっすよ。
一応ネットで調べてたから知ってんだけどね、コレ……キャバクラじゃん?コスプレキャバクラってやつじゃん??
『ぅぇえっ マジでぇ!?スゲェ!ヤッベー!』
……それは演技か?
狙ってたんじゃあるまいな。ガチで作為的な臭いがプンプンするぞ。
2Fの店までまっピンクの急階段が伸びているのだけど、カズマに言わせるならこれは「天国へ続く階段」なのだそうで。……やっぱ狙ってたとしか思えない。
まぁそんなわけで今回はスルーすることになった。夏になったら一緒に行ってきます。気が向いたらレポート。
カズマの言うコスプレ喫茶がフェイクだったため、僕が知っているもう一件のコスプレ喫茶へと足を向ける。目的地はCafe萌え萌え。
ビルの4Fに位置するこの店、1Fのエレベーター前には既に4・5人が並んでいる状態だった。行き着く先は十中八九同じなのだろう。うわぁ大盛況。
待つのがめんどくさかったので階段で4Fまであがる……と行き止まりなので、行く人は注意してください。ちゃんとエレベーターで。
改めてエレベーターで4Fまであがる。
エレベーターの扉が開き、1歩、2歩。3歩目でもう後戻りはできない。
左手方向には非日常が広がっていた。
怖気づいた僕は、カズマを先頭にして店内へと足を踏み入れる。
WRさんが背中向けてるー!気付かれてないーΣ(゚Д゚ υ)
「すいませーん」とカズマに言わせると、慌てたようにこっちを向いたWRさんはこう言った。
あっ お帰りなさいませ!
……なんか帰ってきた気持ちになりました。
店内には意外にも非アニメ系の有線が流れており、床は白黒の市松模様、メタリックなテーブル席と窓際席、カウンター席があり、僕らはテーブル席へと通された。背後の窓際席でWRさんと楽しそうに談笑しているお客さんがおり、とても幸せそうなのが印象的であった。そうか、話すのですか。知識として知ってはいたけど、実際に話しているところを見るのは初めてだ。僕にはとてもできそうにないが。
4時頃だというのに店内ほぼ満席状態で、ほとんどの人が何かしらの飯物を食べていたように記憶している。僕らはそれぞれアイスコーヒーとアイスティーのみをオーダーした。
頼んだものが運ばれてきた。
アイスコーヒーを目の前に置かれ、さて飲もうかと思っているところでこう尋ねられた。
ミルクとお砂糖(シロップ)はお入れになられますか?
あぁ、そういやテーブルの上にそういうのないもんね。
基本的に僕は何もいれずにストレートで飲むのがすきなのだけど、たまには入れてみるのもいいかと思い直し、「あ、はい。いれます」と答える。というか、こういうところってミルクとか入れてくれるサービスがあるわけで。予想通りというかなんというかやっぱり
では、いいところで「ストップ」って言ってください
などと。
シロップ小さじ1杯も入らないうちに「ストップ」宣言。ミルクも同様。
そしてストローでぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる……かき混ぜること軽く10秒以上。
そこまでやりますかーΣr(‘Д‘n)
やってもらっている間、僕はその衝撃に打ちのめされ、ただ姿勢を正したままプルプルと震えているだけだった。これが私の御主人様(多分)のコスプレした人にそこまでやってもらうのはさすがにいたたまれず、またこの手のシチュエーションにまるで慣れていないことからも、本当に時間が長く感じた。いっそ慣れてしまって御主人様を目指すか、はたまたこのままウブなままでいるか……。後者。
その後、今期のアニメ批評とか声優とかの話しを1時間近くした後、いい加減居座りすぎと判断し会計。レジ横においてある【萌萌音楽祭】というチラシにカズマがやたらと反応を示す。
『うぉおお!行きてー!けど行けねー!ボブさん逝ってきてやー』
一人じゃ無理っすわ。
女中
最近、大阪にも続々とメイド喫茶なるものが進出してきとります。
東京にはもう何年も前からあり、羨ましいなー東京行きてえなーとかなんとか。
そんな事考えとったそこの貴様! m9っ`Д´)
朗報。
・メイドカフェ CCOちゃ
・メイドカフェ Cafe Doll
・e-maid
・MEL*CAFE
・メイドインカフェ
・メイドカフェ 愛・桜館
・Cafe 萌え萌え
・ドラゴンハート
とりあえず確認しただけでこれくらいは大阪にもあるらしい。さらに今月新しくまた1・2件追加。
ちなみに、e-maidには偶然だけど僕も入ったことがある。それ以後は一度も入っていない。やっぱり一人じゃ入りづらいし、一緒にいってくれそうな奴もいないしで。でも実際は行ってみたい気がまんまんで。
そんな感じだったのだけど、このGWに友人のカズマが東京から帰ってきている。そのカズマ本人から昨日お誘いがかかった。
ボブさん、明後日あたりメイド喫茶逝きません?
こういうメールをここ数ヶ月待っておった。
行くさ!行くともさ!
いや、「行く」というかむしろ「帰る」というか。
明日が楽しみでたまらんよ。